赤本FX (株)チャートマスター笹田喬志 どうなの?

笹田喬志 FX
笹田喬志

管理人TAKAです。

今回は『赤本FX』という商材について取り上げたいと思います。

昨今の社会情勢や経済動向、労働環境の変化に伴い、ますます関心の高まる副業。
そのような中、真偽不明の情報商材や在宅ワークもまた、何かと注目されがちです。

「こんなはずでは・・・」と後悔することのないよう、参加・購入にあたっては冷静にご検討ください。

 

特定商取引法に基づく表記

著者 笹田喬志
販売会社 株式会社チャートマスター
運営責任者 根崎優樹
所在地 〒167-0042
東京都杉並区西荻北3-43-12
お問い合わせ info@rb-fx.com
電話番号 050-3386-537
URL http://rb-fx.com/top/

 

『赤本FX』の概要

チャートに3つの条件を当てはめるだけで勝率実績85%と豪語するFX商材。
覚えることを最小限に抑え、シンプルに勝ち続ける方法なのだそうです。

 

ロジックは、販売ページにおいては伏字になっていますが、
フィボナッチリトレースメントを用いた裁量手法のようです。

フィボナッチリトレースメントは、直近の高値と安値を選択することで、
0%、23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、76.4%、100.0%といった
フィボナッチ比率に基づくラインが自然に引かれ、
トレンド相場での押し目や戻りの目安を判断するのに用いる
インジケーターです。

  • 押し目や戻りのない一方的な相場を確認
  • 安値の切り上がり、高値の切り下がりを確認
  • トレンドが終わり反発していることを確認

フィボナッチを使いながらこうした3つの条件を確認する流れで、
トレンドの終わりとその反転を狙っていく、
1時間足・4時間足推奨のスイングトレードということのようです。

 

『赤本FX』の評判・評価・口コミ

トレンドが反転するポイントを予想するするのですが、テクニカル分析でも結構難しいところです。
ここら辺が読める様になっているとかなり裁量は強くなると思います。
要は動画とテキストだけで教えてもらう様なのですが、そんな簡単に習得することができるのでしょうか?
少し疑わしい感じはしています。

出典元:https://taiyou100.com/akamotofx/

 

『赤本FX』は独自のルールでトレンドの終焉&反転を見極め、仕掛けていくというもの。しかしながらトレンドの終焉や反転の見極めは簡単ではありません。あとからチャートを眺めれば(このポイントが反転のタイミングだったんだな)と理解できますが、リアルタイムでの判定は非常に難しいです。

出典元:https://fxinspect.com/archives/19214

 

一方的に上昇下落しているチャートで、フィボナッチが抵抗になっている場合の
反転を狙っていきます。
しかも長期足で狙うため、そう簡単にエントリーチャンスはやってきません。
もちろん1日中パソコンに張り付いているなら話は別ですが
お仕事をされて、帰ってきてからチャートを見るスタイルでは
数日に1回ぐらいしかトレードできないと思います。

出典元:https://www.money-brand.com/%E8%B5%A4%E6%9C%ACfx%E3%80%80%E7%AC%B9%E7%94%B0%E3%80%80%E5%96%AC%E5%BF%97/

 

赤本FXの手法で長期の安定した利益が見込めるのであれば、もっと長期間のトレード履歴(最低でも1年分)を堂々と公開して欲しいものですね。
しかも、笹田喬志氏のトレード履歴に至ってはわずか16日とどう考えても短すぎます。
短期間だけで見れば勝率85%を叩き出せるかも知れませんが、“本当に長期的に安定して勝てるのか”といった部分を考えれば、先ほども述べたように長期のトレード履歴を公開しなければその信ぴょう性がほとんど感じられないということです。

出典元:http://inv-review.com/fx/sdkysrdfbkx/

 

この手法は、裁量トレードなので、習得できるまでに時間がかかります。
メールサポート3ヶ月(90日)しかなく、だれもがこの期間で習得できるとは思えません。

出典元:https://perpetual-income01.com/red-book-fx

 

赤本FXの販売ページでは
・過去10年間トータル負け無し
・教え子も月単位で月利10%
といった魅力的な謳い文句が掲載されていますが
残念なことにこれらの実績を裏付ける明確な長期データは公開されていません。

出典元:http://www.bakuroita.com/201604/rbsdfx.html

 

『赤本FX』の総評・まとめ

フィボナッチ自体は有名なテクニカル指標ではありますが、
これを用いるのには実践者それぞれの裁量による判断力が要求されます。

実際に相場の転換点を正しく見極めることができるかというと、
やはり経験の浅い初心者には厳しいかもしれません。

また、トレンドの転換点を狙う手法のため、
それだけでもトレード機会は決して多くないのに、
1時間足や4時間足を使ったスイングトレードが基本なので、
さらにチャンスが乏しくなると思われ、
稼げるようになるまで相当の時間がかかりそうです。

 

販売ページには販売者『笹田喬志』の実績が公開されていますが、
検証期間は20日にも満たず。

モニターとされる方の実績でも最大で7か月程度でしょうか。

長期にわたって稼げる手法であるというためには、
せめて年単位での検証結果を知りたいところなので、
信憑性が不足しているといえるでしょう。

 

さらに信憑性ということでいえば、販売会社『株式会社チャートマスター』は、
法令違反による業務停止命令の行政処分を受けた過去があります。

もちろん、すでに5年以上が経過しており、
業務体制の改善が図られているであろうと信じたいところですが、
情報商材ということもあり、油断せず十分に注意したいところです。

 

以上より『赤本FX』は推奨できません。

 

最後まで読んでくださり感謝いたします。

 

管理人TAKA

タイトルとURLをコピーしました